サンディエゴ留学生活

カリフォルニア州サンディエゴでの生活のことを中心に記事を作っています。サンディエゴの良さを伝えるとともにこれから海外生活を始める人の助けになるような情報や海外生活の楽しさを届けられるように発進していきたいと思います。

【サンディエゴブリュワリー】Stone Brewing World Bistro & Gardens - Escondido

 カリフォルニア南端に位置するSan Diego(サンディエゴ)といえば、穏やかで安定した気候の観光地として有名で、綺麗な海岸の風景や動物園・水族館などの観光スポットを思い浮かべる人が多いと思います。

 しかし、他にも有名なものがあります。

それは、地ビール(クラフトビール)です。

サンディエゴには地ビールを製造・販売しているbrewery(ブリューワリー)が沢山あります。

その数なんと150以上!!*1*2

 

 私自身、サンディエゴに住んでいるこの一年の間に、色々なbreweryに行っていますが、IPA(Indian Pale Ale)を始めとする特徴的で強烈な味わいのビールにすっかりハマっています。

今後、これまでに行ったことのあるbreweryについて、少しずつレビュー的な記事を書いていこうと思います。

San Diegoに来てビールを飲んでみたいけど、どのbreweryに行けばいいか分からないという人に少しでも参考になるような記事になっていけば幸いです。

 

 レビュー記事の栄えある(?)初回に選ばれたのは、San Diegoのbreweryでも最も有名なものの一つ、"Stone Brewing"(ストーンブリューイング)です。

Stone Brewingといえば、下記写真の悪魔のようなロゴが有名です。一見すると美味しいビールに使われるようなデザインにはとても見えませんが、一度濃厚な味わいのStone IPAビールを飲むと、そのずっしりした味と共にこのインパクトあるロゴの印象が残るので、忘れることが出来なくなります。

Stone Brewingのロゴ

Stone Brewingはいくつかレストランを経営していますが、今回はその中でもEscondidoという街にあるレストランについて書いていきます。

 

 

Stone Brewing Escondidoの評価

 まずは私の完全主観による評価を記載します。(個人的な感覚での採点ですがご了承ください。)

総評: 9.0点/10点

アクセス:★☆☆☆☆

ビール:★★★★★

料理:★★★★★

店の雰囲気:★★★★★

 以下に記載しますが、EscondidoはSan Diego郊外に位置しておりアクセスが悪いのが難点ですが、それ以外は完璧!といえる評価です。 

 

Stone Brewing Escondidoへのアクセス

 Escondido(エスコンディード)はサンディエゴの北東、やや郊外に位置する街です。

Stone Brewingは、サンディエゴ国際空港から高速道路を使って車で約40分で到着します。公共機関で空港から行くのは現実的ではないので、車を持っていない場合はUberLyftといった配車サービスを使いましょう。

Stone Brewing Escondidoの位置、サンディエゴ国際空港から車で約40分の距離にあります。

今回紹介するEscondidoの店舗以外にも、空港近くのLiberty Stationという所にもレストランがあるので、Escondidoまでは行けないという方はそちらに行くことも出来ます。

また、滞在中に時間がなかった方は、空港の中にもStone Brewingがあるため帰国前に立ち寄ってみてください。

色々な場所にお店があるというのも有名店の良い所ですね。

 

Stone Brewing Escondidoの店内の様子

 いくつか店舗があるのにわざわざ郊外まで出向く必要があるのかという話ですが、もちろんそれだけの価値があるお店だと思います。

Stone Brewing Escondido店内の様子

Stone Brewing Escondido店内の様子2

あまり写真が綺麗ではないので伝わりにくいかもしれませんが、天井も高くとても綺麗な内装でした。

お洒落な内装の店内席に加えて、屋外にも同程度の席数があります。(屋外の写真は残念ながら撮り忘れていました。。)

屋外には小さな池がありそこには鯉が泳いでいました。

開放的な雰囲気で飲むビールはまた一段と美味しいです。

夜は冷え込みますが屋外席でも暖房があるので寒さも気になりません。

 受付には結婚式場の案内もありました。確かに式場として使うことも十分にできそうです。こんな所で結婚パーティーが出来たら楽しそうですね。

 結婚式でなくても、何かのお祝い事などに使うのにも良い場所だと思います。 

 

Stone Brewing Escondidoのビール、料理

Stone Brewingのビール

 冒頭でも少し触れましたが、Stone Brewingといえばずっしりと重く深い味わいのIPAビールが人気です。

Stone BrewingではIPAビールだけでも10種類程度のビールがあるため、何にしようか迷ってしまいますが、まず最初の一杯はやはり定番のStone IPAがオススメです。

人によってはクセが強くて苦手と感じるかもしれませんが、苦みの強い濃い味のビールが好きな人ならきっとハマると思います。

 

 また、色々な味を飲んでみたい人にオススメなのが”Beer Flights”です。

どこのbreweryにも同じようなサービスがあると思いますが、少量のビールを何種類も試し飲みが出来るお得なセットです。

Stone Brewingでは5oz(約150mL)のグラス4杯が1セットになります。

Beer Flightで注文した4種類のビール

↑ワイングラスみたいな容器に入れられて出てきます。(夜の屋外席で撮ったため暗いですが。。)

(どのお店でもそうですが、) IPAには大きく分けてフルーツフレーバーのものとそうでないものがあります。4種類も選べるので、異なるテイストのものを選んで幅広く味わうのも楽しいと思います。

個人的にはフルーツフレーバーのないもの(説明書きにフルーツの名前がないものは大体そうです)が好みなので、そういうものから4つ選んでビールとしての味の違いを比較して楽しむことが多いです。

 

Stone Brewingの料理

 料理はアメリカらしく、チーズや肉など味の濃いものが多いです。ただ、濃い味のIPAと濃い味の料理がとても良く合います。

今回はハンバーガーを注文しました。付け合わせはフライドポテト、ポテトチップス、サラダの中から選べます。

ハンバーガーといっても、とても肉厚なパテにふっくらしたバンズ、その他の具材もたっぷり入っているのでかなりの厚みになります。この一皿だけで満足できるくらいのボリュームがあります。

Stone Brewingのハンバーガー

皿から取り出そうとハンバーガーを手に取ると、表面だけうっすらと焼き目のついたバンズがフワッと押し潰されてしまいます。極力形を崩さないよう気を付けながら大きく口を開けて頬張ると、バンズの最表面のサクッとした軽い食感に続き、フワっとした優しい口当たりと共にバンズの香ばしさが鼻を通り抜けていきます。

そして、キャラメリゼされた玉ねぎの甘さと共に、肉のしっかりとジューシーな味が一気に口の中を満たしていきます。口いっぱいに広がる肉の味ですが、必要以上の味付けはされていないため、見た目ほどの重たさはありません。二口、三口と頬張ってハンバーガーの味を楽しんだら、そこにIPAビールを注ぎ込みます。これだけでここに来てよかったと思えるような至福の時間が訪れます。

互いに自己主張の強い味のものでありながら、口の中で交互に味わうと不思議なほどにマッチします。

また、見逃せないのがフライドポテトです。

フライドポテトと言えば、普通はジャガイモの皮を剥いてマッシュしたものを成形して揚げたものを想像すると思います。

時々、皮付きのまま揚げたものも見かけますがそれだけでも珍しいと思います。

ところがStone Brewingのフライドポテトは、剥いた皮と中身を別々で揚げてから同じ皿に乗せてあります。フライというよりも揚げ焼きのような印象で、パリパリの皮とホクホクのポテトの組み合わせを口に運ぶと一層ビールが進みます。

大きなハンバーガーとポテトが乗ったボリュームのあるプレートでしたが、あっという間に平らげてしまいました。

 

…とここまで食レポ風に料理の紹介をしましたが(笑)、ここの料理が今までのbreweryの中で最も美味しかったと思います。

少しでもこの美味しさが伝われば嬉しいのですが。

お店のオシャレな雰囲気も相まってとても贅沢な食事時間を過ごせました。

 

お会計は?

 上記に紹介したハンバーガー以外にも料理を2品注文し、夫婦二人でたらふく飲み食いをしたので会計がチップを含めて$130くらいでした。

今回は少し高くなりましたが、ビール1,2杯とハンバーガーだけなら一人$40くらいで楽しめます。(それだけで充分満足できるボリュームがあると思います。)

 

Stone Brewingのロゴについて

 ホームページの記載によると、Stone Brewingを象徴する悪魔のようなロゴは、実際には悪魔ではなくガーゴイルだそうです。((https://www.stonebrewing.com/)ページ一番下に説明書きがあります。)

 

FOR CENTURIES, GARGOYLES HAVE BEEN KNOWN TO WARD OFF EVIL SPIRITS. SINCE 1996, OUR GARGOYLE HAS HELPED US WARD OFF CHEAP INGREDIENTS, PASTEURIZATION AND CHEMICAL ADDITIVES... THE MODERN-DAY EVIL SPIRITS OF BEER!

 

ガーゴイルというと見た目から悪魔の仲間なのかと勝手に想像していましたが、実際にはその逆で悪霊などから人々を守る魔除けの役割を持つ存在なんですね。

Stone Brewingにおいては、安い原料・安易な殺菌(保存)方法・化学添加物といったもの(=製造者を誘惑する”魔”)を使うことをしない!という意思表示にこのガーゴイルを用いているとのこと。

レストランで提供される味わい深いビールや美味しい料理が生み出された背景に、製造者のこのような強い信念・こだわりがあることを知ると、より安心・納得して食事を楽しめますね。

San Diegoでも高い人気を誇るStone Brewing、是非一度ビールだけでも試してみてほしいと思います。

 

 ちなみに楽天Amazonでも購入出来るので日本でもビールは楽しむことが出来ます。(1本600円以上とかなり高いですが。。)

↓↓

Stone IPA-楽天市場検索結果

Stone IPA-Amazon検索結果

 

今回はbreweryの紹介でした。

今後も色々なbreweryを訪れたいですが、このStone Brewingはもう一度行きたいと思える素敵なレストランでした。

 

長くなりましたが最後までお読みくださったかた、どうもありがとうございました。

 

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アメリカの動物病院受診(Banfield Pet Hospital)~猫を連れて行きました

 先日、知人から預かっていた猫を病院に連れて行くことになりました。

経緯については後述するとして、動物病院に行くにはどうするのか、制度や手順からお話ししていきます。

 

 

動物病院に行くのに必要なもの

 アメリカでは、人が病院にかかる時は、保険の種類や紹介状の有無が予約の可否に関わってきますが、動物病院でペットを診てもらう際は特に保険は必要ありませんでした。(そういうものもあるのかもしれませんが、診察において必須ではないということです。)

必要なのは診察対象のペットの情報のみです。

・動物の種類(犬、猫など)

・品種(犬なら柴犬、ゴールデンレトリーバーなど)

・性別(Male or Female)

・年齢

・病状

・緊急かどうか

 

予約の電話を入れた時に上記のようなことを聞かれました。

一時的に預かっていただけだったので細かい情報は知らなかったのですが、分からないところは分からないと正直に伝えると、とりあえずそれでOKと言ってもらえました。

一刻を争うようなケガなどの場合はその状況を伝えて緊急だと言えば優先的に診察してもらえるようです。

ただ、人のように24時間受付のER専用の病院がある訳ではないので、営業時間外に緊急事態が起こらないことを願うばかりですね。。

 

実際に行った動物病院

 今回お世話になったのは”Banfield Pet Hospital”という病院です。

Banfield Pet Hospitalのロゴ

PetSmartというペット用品店の中に併設されていました。

 

Google Mapで"pet hospital"と検索すると病院が出てきますが、その時は分からないことだらけの状態で慌てて調べていて、日本語で”動物病院”としか検索しなかったため、この病院が出てきてくれて助かりました。

これで検索がヒットしなかったら近所に動物病院がない!と焦っていたかもしれません。笑

 

なぜ病院へ行くことになったのか

 病院へ行くことになった発端は、妻が預かっていた猫の世話をしている時にあることに気付いたことがきっかけでした。

猫が歩いた跡やソファの上を掃除している時に、白い米粒のようなものをいくつも見つけたのです。中にはうようよと動いているものも…

調べたところ”瓜実条虫”(英語だとtape warm)という消化管に住み着く寄生虫だったのです。

猫の肛門を注意して観察していると時々白い米粒みたいな虫の欠片が出てきていたとのこと。

経路としては、猫の体にいるノミ(猫ノミ)が瓜実条虫(やその卵?)を食べ、そのノミを猫が毛づくろいなどの際に食べてしまうことで寄生してしまうそうです。

体外に出てくる段階になると、出てくる量がどんどん増えてくるという情報もネットで見かけたようで、虫が苦手な妻はパニック状態でした。笑

せっかくの可愛い子猫が一転して動く寄生虫製造機に。。

それまでは家の中を自由に動き回れるようにしていましたが、この病気に気付いてから病院に行くまでの間は動ける範囲を一部屋だけに制限して猫に我慢してもらいました。

幸い、気付いた後すぐに病院を探して、翌日に予約が取れたので一日だけの話で済んだのですが、一刻も早く治してもらわないと我が家に平穏が訪れない、ということで動物病院探しは大慌てでした。笑

 

この寄生虫は人間も体内に取り込んでしまうと感染してしまうそうなので、食事の際には手を洗う、猫が食卓に飛び乗らないようにする、など気を付けましょう。

感染しても自覚症状がない場合がほとんどで、重症化することは稀なようなので猫の健康に対しては大きな心配は必要なかったのが幸いでした。

 

猫の体内に入ってから今回のように体外に出てくるまでには二週間程度かかるそうです。

この猫を預かってから一週間と経っていなかったので我が家で寄生したわけではないことが分かり一安心でした。

 

寄生虫の治療方法

 病院に連れて行く際に、事前に白い米粒のような虫を写真に撮っておき、医者にも診てもらいました。たまたまですが、病室でもその虫の欠片が見つかったので”確実にtape warmだね”とすぐに分かってもらえました。

肝心の治療については一度の注射で済みました。

え?それで終わり?というくらいあっけなかったので夫婦二人で拍子抜けでした。

それに加えて、ノミ(flee)の治療もしてもらいました。こちらについても猫の背中の肩甲骨の間くらいに目薬のような液体を染み込ませるだけでした。

ノミについては予防のために一ヶ月ごとにこの薬を使ってあげるようにということでした。

もしこれから猫を飼う人は覚えておいてあげてくださいね。

 

tape warmの治療後のケアとしては、部屋を毎日掃除機掛けしておけば十分だそうです。

治療後数時間で薬が効いて体内の虫は死んでしまい、糞に混ざって体外に排出されるそうです。

そのため、念のためにトイレの砂は飼い主に猫を返す時に捨てておきました。

 

何はともあれ、大事にならなくてほっとしました。

 

Banfield Pet Hospitalのクーポン

 治療が終わり会計の前に”クーポンをダウンロードすれば安くなるよ”とお医者さんに教えてもらいました。

”Banfield Pet Hospital coupon”で検索すると下記ページが出てきます。

 Banfield Pet Hospitalのクーポンページ

このページで必要な情報を入力して”Get Coupon”のボタンをクリックするだけです。

するとクーポンのページが表示されるので、それをお店で見せるとOffice Visit代金($60)がなんと無料になります。

このクーポンのおかげで今回は治療に使ったお薬代約$60だけで済みました。

ネットで調べていても、動物病院の受診代は$100ちょっとかかることが多いようだったので、今回はこのクーポンのおかげで随分と安く済ませることが出来ました。

 

 

 今回、二週間という短期間のキャットシッター経験でしたが、まさかその中で病院に連れて行くことになるとは思いもしませんでした。

全て終わった今になって、ある意味良い経験が出来たなと思います。笑

 

アメリカに住んでいる人でもない限り、ペットを病院に連れて行くという経験をする人はいないと思うので、この記事が参考になるという方は少ないとは思いますが、誰かの役に立つことがあれば嬉しい限りです。

 

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【英会話】I can relate to you.(分かるわ~)

 久々の更新になりました。気付くともう一ヶ月以上間が空いていたんですね。。

今回は英語の勉強をしている中で知った表現について紹介します。

 

英語で友人と会話している中で、相手が忙しくて大変な状況だったりちょっと愚痴っぽいことを言ってきた時に、”分かる分かる”とか”それはきついな~”と言って相槌を打ちたいなと思うことがよくあります。

そういう時にピッタリな表現が今回の表現、

”I can relate to you.”または”I can relate to that.”

です。

これまでは”I understand it.”と言ったりしていたのですが、”understand"は客観的な事実を理解できるという意味合いが強いようです。

一方”relate to ~”は、「自分も同じことを経験したことがあるから気持ちが良く分かる。」という意味になります。

相手の気持ちに共感して使うことが出来るので友達との会話では結構使えます。

但し、上述の通り「自分の経験に基づいた」共感なので、しょっちゅうこの表現を使うと”本当に分かってんのか!?”と思われるかもしれないので乱用には注意しましょう。笑

 

調べていると、どんなことに対しても共感するという意味で使えそうですが、何となくネガティブなことに対して使うことが多いように感じます。

単純に”分かるわ~”という場面が、相手のネガティブな話に合わせる時に多いからというだけかもしれませんね。(これはあくまで個人的な意見です。)

 

また、”relate”という単語は「関連がある」という意味で覚えられることが多いですが、その意味で使うのは"be related to ~"の形なので混合しないよう気を付けましょう。

 

(参考ページ)

「使える英語表現」(No. 58)「あなたの言ってること、よくわかるわ」 - Naoの英語ノートブック

それめちゃめちゃ共感するって英語でなんて言うの? - DMM英会話なんてuKnow?

 

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アメリカでの車の日常点検

 アメリカ生活での必須アイテム、車。

車検のないアメリカでは車の手入れも自己責任です。

街を走っていると時々、事故車だと一目で分かるようなボコボコにへこんだ車や、駐車場で埃を被っている車を見かけることもあります。車の所有者の中には手入れを何もせずに放置している人もいるのでしょう。それでも許されるのがアメリカです。笑

 

今回は、カリフォルニア州での生活における車の日常的な手入れについて、私が実際に行なっていることをお話ししたいと思います。

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洗車

 日本だと駐車場で水をぶっかけて豪快に洗車している人も多いと思います。しかし、私が今住んでいるアパートでは駐車場での洗車が禁止されているため存分に洗うことができません。

もちろんアパートによってルールが違うと思うので、自宅での洗車が可能な場合はそれで事足りると思います。

私のように自宅での洗車が出来ない、或いは洗車の時間や手間を省きたい場合は、ガソリンスタンドなどの洗車サービスを利用すると便利です。値段は大体$10前後。

しかし、私自身は実はまだ利用したことがありません。

カリフォルニアのガソリンスタンドはセルフ式が基本で、給油装置の脇にはガラスクリーナーと洗剤が置かれていることが多いです。それを使って給油作業の前後に軽く拭き掃除をして済ませています。

お金を掛けたくない方は一度ガソリンスタンドに立ち寄った時に確認してみてください。

 

タイヤの空気圧点検

 自転車と同じように、車のタイヤも空気が入っているので、乗っていれば当然空気圧が低下してしまいます。タイヤ圧が低下していると燃費にも影響するので、私は月に一度程度、点検に行くように心がけています。

ガソリンスタンドでも$1以下で点検できる機械を見かけますが、私がいつも利用しているのは ”Discount Tire” というお店です。ここは車のタイヤを取り扱うお店ですが、店頭では車の整備作業が行われています。お店のスタッフに声を掛けると空気圧点検の場所に誘導してくれて、スタッフが無料でタイヤ圧の点検作業を行なってくれます。

適正なタイヤ圧は車ごとに異なるので点検前に確認しておきましょう。適正値は運転席の扉を開けた所に記載されていることが多いようです。

作業は数分で終了します。また、空気入れの部分のゴム製のカバーが無くなっている場合は無料でつけてくれます。時々イタズラで盗難に遭うことがあるようで、私も一つ無くなっていたことがありました。無料でつけてくれるのはありがたいですね。

 

エンジンオイルの交換

 エンジンオイルの交換時期は一般的に3000 mile(約5000 km)と言われています。オイルのグレードが上がると走行距離も長くなりますが、大体1,2ヶ月に一回くらいの頻度になります。

私はというと、車購入時にこのことを知らず、半年以上交換せずに走っていました。笑

つい先日交換に行った際、スタッフにオイルの状態を聞くと、 ”暗い色になってはいたけどひどいというほどではなかったです” と教えてもらいました。

3000 mileでの交換というのは余裕を見た値なのだと思いますが、車へ余計な負荷を掛けないためにもしっかりと交換時期を守るようにしましょう。

 

 私がオイル交換の時に利用したのが ”Jiffy Lube” というお店です。

オイル交換に来たとスタッフに伝えると、車を所定の場所に止めて、車のキーを渡して店内で待機するだけです。オイルの種類についても聞かれますが、一番安い ”Conventional” というグレードのものにしてもらいました。車ごとにオススメの(適正な)オイルグレードがあるようなのですが、安いものが良いと伝えるとそれにしてくれます。

オイル交換時にスタッフ三人がかりで車の簡易な整備も行なってくれます。

終了後に渡された領収書に記載されていましたが、点検項目は以下の通りでした。

- Oil level prior to service (サービス前のオイル液量)

- Change oil filter (オイルフィルターの交換)

- Check wiper blades (ワイパー点検)

- Check radiator overflow (ラジエーターの液漏れ確認)

- Check tire pressure (タイヤの空気圧点検)

- Check transmission/transaxle (トランスミッションの点検)

- Check power steering fluid (パワーステアリング液の点検)

- Check cabin air filter (席側エアフィルターの点検)

- Lubricate chassis (車台の潤滑油)

- Check air filter (エアフィルター点検)

- Check serpentine belt (サーペンタインベルトの点検)

- Check lights (ライトの点検)

- Check brake fluid level (ブレーキ液の点検)

- Check windshield washer fluid (洗浄液の点検)←特に何も言われませんでしたが結果を見ると継ぎ足してくれていたようです。

- Wash exterior windshield (フロントガラスの洗浄)

 

これだけの項目をオイル交換のついでに点検してくれて、値段は税込みで$37くらいでした。(クーポンでの割引き後の値段です)

Jiffy LubeのHPに行くとクーポンのページがあり、今回交換してもらったConventional oilだと$13の割引が受けられました。行く前に必ずチェックしましょう。

 

 オイル交換時にタイヤの空気圧点検やフロントガラスの洗浄まで行なってくれるのはありがたいことですね。こまめに点検したい場合は上に挙げたDiscount Tireなどに行くと良いですが、月に一回オイル交換に行くのであればJiffy Lubeだけで十分かもしれません。

 

 周りの人に聞くとJiffy Lubeではなく "Valvoline" というお店に行くという人も結構いました。どちらも大手なので料金、サービス内容共大きくは変わらないようです。

 

 

 日本でペーパードライバーだった私にとっては、車の手入れは馴染みのないことで新しいことの連続です。今回挙げた内容以外にも、普段から気を付けて手入れすべき箇所があるかもしれませんが、今後も少しずつ勉強していきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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外国人から見た日本の自動販売機

 先日、アメリカ人の友人の家で夕飯をごちそうになっていた時のことです。

友人の一人が日本に旅行に行ったことがあるとのことで話を聞いていたのですが、彼は日本の自動販売機を見てとても驚いたと話してくれました。

 

カリフォルニアにも当然自動販売機はあります。

しかし、日本ほど数は多いわけではなく、また売られている物の種類も少ないです。

見かけるのはジュース(冷えたもの)やお菓子くらいです。

大学にある自動販売機、ジュースの自販機とお菓子の自販機が並んでいます。

しかも自販機に値段が書いていないこともあり、なかなか買ってみようと思えませんでした。

最近になって知ったのですが、買いたいものの番号を打ち込むと値段が表示されるらしいです。

ちなみに大学に置いてある自販機ではコーラ1本で$1.6(170円くらい)でした。

 

 日本に行ったその友人は、温かい飲み物が自動販売機で買えることに驚いたそうです。

確かに言われてみれば、こっちで温かい飲み物を自販機で売っているのは見たことがない…

そもそもサンディエゴはそこまで寒くならないので、需要がないというのも大きいのかもしれませんが。笑

また、売られているものの種類の豊富さにも驚いていました。

確かに、アメリカの自販機で選べる飲み物というと、水、コーラ、ファンタ、Dr. Pepperくらいだったりします。

駅の構内にあるアイスクリームの自販機(セブンティーンアイス)が気に入ったらしく、旅行中は1日に3本も食べていたそうです。

アメリカのアイスというとバケツのようなサイズで売られているので、それと比べて日本のセブンティーンアイスは全然物足りなかったのでしょうね。笑

他にもたこ焼きやおにぎりとかが売られている自販機も日本では見かけるという話をすると他の友人たちはとても驚いていました。

 

 日本にいると当たり前のことだったので気にしていませんでしたが、言われてみると面白い違いだな~と思います。

アメリカ(カリフォルニア)は日本と比べ人口密度が低く、生活も車での移動が中心なので自動販売機の需要があまり高くないのでしょう。日本のように数十m間隔で自販機があってもそもそも人が通らなさそうですし。笑

 

普段意識していないようなところにも、お国柄が表れるものだと感心して聞いていました。

こういう何気ない違いを認識しておくと、外国人の友達との会話のネタに使えて話も弾みそうですね。

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

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サンディエゴ観光 - LGBTQsパレード(San Diego Pride Parade 2019) in Hillcrest

 少し時間が経ってしまいましたが、7/13にヒルクレストにて開催されたLGBTQ+のパレードを見に行ってきました。

今日はその時の様子についてお話ししていきたいと思います。

 

ヒルクレストについては、過去に記事を書いていますのでよければ併せてご覧ください。↓↓

mirada.hatenablog.com

 

 

LGBTQ+ (LGBTQs)とは?

 まずは今回紹介するパレードの中心である、LGBTQ+について簡単に触れておきたいと思います。ご存じの方も多いかと思いますが、LGBTQ+(LGBTQs)は性的少数者を指す言葉です。

従来はLBGT(Lesbian, Bisexual, Gay, Transgender)と呼ばれることが多かったようですが、そこにQuestioning(or Queer)という、自分の性自認性的指向が定まっていない人を指す言葉も加わり、更にそれらの枠に当てはまらない人たちもいることを表現するために、”+” や ”s” をつけて用いられるようになりました。

”人の性はグラデーション”とも言われており、沢山の種類があります。そのような性の多様性を否定せずに広く受け入れようという意味で”+” や ”s” をつけた表現をするのだそうです。

 

 インターネットで様々な情報が手に入る時代なので、こういった人たちの存在が広く認知され、性的少数者への差別や偏見がなくなっていくと良いなと思います。

中には、自分と異なる性的指向の人を受け入れられないという人もいるのかもしれません。それもまた一つの”指向”とも言えるかもしれないので、そのような人たちがいることもある意味当然かもしれません。ただ、自分と異なる人を受け入れられないなら、せめてその存在を否定して攻撃的になるのではなく、無理に関わらずに少し遠目で見ていてあげてほしいなと個人的には思います。

 

参考サイト: 

LGBTQ+のQって何?~実はよく知らないクエスチョニング・クィア~ | LGBT就活・転職活動サイト「JobRainbow」

 

Pride Parade 2019の概要

開催場所とアクセス

イベントHP: The Parade - San Diego LGBT Pride

 ヒルクレスト(Hillcrest)は、カリフォルニア州のサンディエゴ国際空港から東へ10~20分のところにある街です。バスを乗り継いで行くこともできますがバスだと40~50分かかります。

Pride Parade 2019の開催場所
パレードは上記地図のピンの場所から始まり、University Avenueを西へ進み、Sixth Avenueとの交差点で南へと下ります。最終地点は地図上の星の場所で、1.5 mile(2.4 km)の道のりとなっています。

 

 4th of JulyのBBQで場所取りに苦労した経験から、今回はかなり慎重に行動を開始しました。4th of Julyの日の話はこちら↓↓ 

mirada.hatenablog.com

 

パレード開始が朝10時だったので、9時には目的の観覧場所に到着するように出発し、駐車場を開催場所から少し離れたところにしました。おかげで問題なく駐車して予定通りの観覧場所を抑えることが出来ましたが、少し早過ぎたかもしれません。笑

最前列で観たい場合でも、30分前くらいでも席を取ることができます。ただし、”ここで観たい!”という場所があるのであれば念のため1時間前くらいに取っておく方がよさそうです。特にこだわらない場合は、パレード開始後に行っても歩道を歩きながら観ることはできます。

 

オススメの観覧場所

 上記地図上の赤く塗った道沿いならどこでもパレードを見ることができます。

今回私たちは、南に方向転換する交差点(University AvenueとSixth Avenueの交差点)でパレードを観戦しました。

 パレードの曲がり角なので、(他の場所と比べると)少しだけパレードとの距離が遠いですが、モノによっては立ち止まってちょっとしたパフォーマンスを見せてくれたりしました。他の直進部分では見られない動きが見れる(かも)という意味ではオススメの観覧場所です。

パレードとの距離が近い方がいいという場合は、ゴール地点に近い南の方が道幅が狭くなっているのでそちらで場所取りするのが良いと思います。

とはいえ、どの場所でも道路幅がそれほど広いわけではないので、遠くて見えづらいなんて状況にはならないのでそれほど深く考える必要もなさそうです。

 

駐車場情報

 カリフォルニアでは(少なくとも私の住むサンディエゴでは)お出掛け先で路駐することが基本ですが、ヒルクレストに関しては元々道路沿いの家の人が自分の車を路駐していることも多く、路駐スペースが意外とありません。

パレードを観に行く場合は、有料の駐車場(Public Parking)を利用する方が確実です。駐車場代は一日で大体$5~10くらいです。

 Google Mapで検索すると、Public Parkingの駐車場情報はいくつか出てきます。

 

Pride Parade 2019の様子

ここからは当日の様子についてお伝えしていきます。

街の雰囲気

 ヒルクレストに着いてから街を歩いていると、所々で家のベランダにLGBTQ+のシンボルであるレインボーフラッグが飾られていました。

途中でCVS(こちらにあるドラッグストアの名前)に立ち寄ったのですが、店内にレインボーフラッグが掲げられており、グッズも色々と置かれていました。

パレード当日のCVSの店内の様子。LGBTの旗が飾られており、グッズも販売されていました。

 また、パレードの場所取りの前に立ち寄った私たちのお気に入りのカフェ ”Better Buzz Coffee” の店内も、レインボーフラッグが飾られて、一段と明るい雰囲気になっていました。

Better Buzz Coffeeの店内、LGBT用の内装になっています。

Better Buzz Coffeeはパレードが行われるUniversity Avenue沿いにあります。他にも数店舗ありますが、ここのドリンクはとても美味しいので個人的にはとてもオススメです。(お店HP: Better Buzz Coffee)

 

 パレードが行われる通りには下記写真のように通りの両側に柵が設けられており、その前に観客が場所取りをしていました。

パレードの観客席の様子、開始30分前くらいです。

皆自分の椅子やパラソルを持参しています。

 

パレードの様子 

 さて、肝心のパレードについてですが、朝の10時から始まり、3~4時間くらい続きました。日差しが強くて途中で少し疲れてしまったので、取っていた場所を離れてパレードに沿って歩きながら見ていましたが、それでも充分楽しめました。場所取りができなくてもパレードを見るのにはあまり困らなさそうでした。

 

 パレードには沢山の団体や企業が参加していました。

スーパーマーケットから化学系企業、警察、消防、各種団体、etc...と幅広く色々な人たちを見かけました。

参加している人はレインボーフラッグにちなんで、何かしらカラフルなものを身に着けています。

バイクでパレードに参加している人たち。色をつけた排煙が立ち込めているところ。

↑パレード開始直後に通って行ったバイクの集団。カラフルな排煙を出しながら、大きな音を上げてパレードの開始を派手に演出します。

 

プライドパレードに参加している人たち。LGBTである若者を守れる社会を、という訴えたプラカードを掲げる人も。

↑こちらはLGBTQ+の活動団体でしょうか。”Protect queer and trans youth!” と書かれたプラカードを掲げる女性もいます。価値観が醸成しきっていない若者の間では、性的少数者はより理解を得られにくく差別的な扱いを受けやすいのかもしれません。そういう意味でLGBTQ+の若者を積極的に守ろうとしているのかもしれませんね。

 中には、"私の娘はレズビアンです。私は彼女を誇りに思います。"というプラカードを掲げながら歩く母親と、その横を共に歩く娘の姿もありました。親が理解して味方になってくれることほど心強いことはありません。母娘で参加できるというのも幸せだろうなぁと思いながら見ていました。

 

プライドパレードに参加する警察官

↑こちらは警察官。こちらの警察官はサングラスをかけているせいか、余計に格好良く見えますね。

プライドパレードに参加するパトカー。

↑パトカーがLGBTQ+仕様になって登場しました。

私の勝手な感覚ではありますが、こちらの警察は日本よりも市民に近い存在なような気がします。

こういったイベントに参加していることもそうですが、別のイベントに行った時に警護・監視の仕事のために来ていた警察官が、子どもをパトカーに乗せて写真を撮らせてあげたりしている所も見かけたことがあります。

頼りになる警察官が近しい存在だからこそ安心感も持てますし、格好良いなとも思います。

(治安の良い場所に住んでいるから感じることなのかもしれませんが。)

 また、パトカーだけでなく消防車も登場していました。

こういった公的な機関が参加することで、この活動が公に認められていることが示されているようで、応援している立場としては嬉しくなりますね。

 

他にも、アラスカ航空が飛行機型の風船を持って登場したり、色々な団体が仮装パーティーのような格好で沢山通り過ぎていきました。

アラスカ航空の飛行機型風船

↑これはアラスカ航空の飛行機型風船。

 

プライドパレードの参加者

↑何の団体かはわかりませんが派手な姿でトラックに乗っています。こんな感じで乗り物に乗って通っていく団体も結構多かったです。

 

プライドパレードの参加者②

↑これは犬の保護団体だったかな?と思います。最早ただの仮装大会ですね。笑

 

プライドパレードの参加者③

↑こんなド派手な姿の人もいます。ゲイというと芸能人でも派手な感じの人が多いので何となくこういうイメージを持ってしまいますが、それはごく一部の人だけです。笑

 

プライドパレードの参加者④

↑全身レインボー!どうやって衣装や自転車を用意したのか気になります。

 

 こんな感じで、外見は普通の一般人から、お祭り騒ぎの団体まで様々な人が通っていくので見ていて楽しめます。LGBTQ+の存在が世間的に認知度が上がり、パレードの規模が大きくなってきたからこそ、お祭り要素も強くなってきているのかなと想像したりします。

長時間パレードを見ていると疲れるので、こういった奇抜な人が通ると単純に楽しくて飽きないというのは大きいです。笑

 

ちなみに、パレード参加者の中には道沿いで観覧している人に対してうちわやステッカーといった小物を配っている人もいます。”Happy Pride!”を合言葉のようにして、観ている人に渡してくれます。私もいくつかもらいましたが、奥さんはとにかく目が合うと”Happy Pride!”と言っていて、やたらと色々なものをもらっていました。笑

パレードを観終わって帰った後に戦利品をチェックするとこの有様↓↓

プライドパレードの配布品を並べてみるとすごい数になりました。

それぞれのアイテムは安っぽいものが多いので大して実用性があるわけでもないですが、パレード参加者とちょっとした交流が出来ると考えれば、これだけ楽しめたということかなということで満足しています。笑

 

 年に一度、この時期にしか行われないイベントではありますが、LGBTQ+の人やそれに対する抵抗がない人にとってはとても楽しいものだと思うので7月にサンディエゴを訪れる方は是非イベント情報をチェックしてみてください。

 

 今回は人が多過ぎて行くことが出来なかったのですが、パレードのゴール地点から程近い場所でPride Festivalという催しもありました。こちらは入場料が必要なイベントですが、ステージでのパフォーマンスを始めとして沢山の催し物が行われるようで楽しそうです。

(イベントHP:Pride Festival - San Diego LGBT Pride)

来年行けそうなら行ってみたいですね。

 

 長くなってしまいましたが、少しでもパレードの雰囲気を感じてもらえたなら嬉しいです。日常ではあまり経験することのない少し風変わりなお祭りを体験してみたい方は是非足を運んでみてください。

最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

 

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ベジタリアン用の人工肉② Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)

 以前、ベジタリアン用の人工肉、”Beyond Burger” についての記事を書きました。 

mirada.hatenablog.com

今回はその第二弾になります。

同じくBeyond Meat社から販売されている人工肉ソーセージ ”Beyond Sausage” を食べてみたのでそのレポート、感想を書き綴っていきたいと思います。

 

 

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の保存方法、調理方法

 商品裏側のパッケージに説明書きがあります↓↓

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の調理方法、商品パッケージの写真

保存方法

 基本的には通常の肉と同じく冷蔵保管です。開封後3日以内に消費するよう記載されています。
冷凍品を購入した場合は冷蔵庫で解凍し、7日以内に消費するようにしましょう。再冷凍はしないようにとのことです。(恐らく食感が大きく変わってしまう恐れがあるのでしょう。)

 

調理方法

 普通の肉のように調理しようとすると、見た目の変化が分かりにくく、火を入れすぎてしまって食感が悪くなる恐れがあるので、最初は記載された方法を守って調理するのが大切です。

注意点として、ボイル、レンジ調理、冷凍品をそのまま調理、の3つは避けるよう記載されています。

 

・フライパン調理(Skillet)

 焦げ付かないように頻繁に焼き面を変えながら、中火~強火で6分ほど焼きます。焦げ付き防止加工されたものを使用することが推奨されています。

・グリル, 網焼き(Grill)

 260℃で予熱しておき、ソーセージの表面にハケで油を塗っておきます。ソーセージを片面3分ずつ、計6分やきます。

鉄板焼き(Griddle)

 240℃程度に予熱した上で、頻繁に焼き面を変えつつ7分ほど焼きます。フライパン同様、焦げ付き防止加工されたものが推奨されています。

 

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)を食べた感想

 Beyond Sausageには二種類の味(Brat Original, Hot Italian)があります。今回食べたのはそのうち ”Hot Italian” のほうです。(実は食べた後に調べてみて、初めて味が二種類あることに気付きました。笑)

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の商品パッケージ。今回購入したのはこのHot Italian味。

 今回は特に味付けを工夫せず、フライパンで焼いて食べました。

食べてみた感想は一言で言うと、”美味しい” でした!

奥さんと二人で食べましたが、二人とも、Beyond Burgerよりも美味しいという意見で一致しました。

Beyond Burgerよりも肉がしっかりと詰まっているような感じで、一本食べただけで結構な満足感が得られました。

味は、基本的にはBeyond Burger同様あっさりした鶏のような味でしたが、日本の魚肉ソーセージよりはしっかりしていて、かなり肉に近いものになっていました。Beyond Burgerの時にも書きましたが、何も言われずに出されれば肉だと思って食べていると思います。

少し胡椒のような辛さがあり、Beyond Burgerよりもやや濃いめの味に感じます。それが満足感の原因かなと思います。

また、食べた後に何となくスース―するような、人工的な味(というか風味)が口の中に残ります。特に意識しなければ私は気になりませんでしたが、気になる人は気になるかも?と思いました。

食感は、シャウエッセンみたいな”パリッ!プリップリ!”というものではなく、しっとり系(?)のソーセージのようでした。太さもあるのでナイフとフォークで切りながら食べる形になります。

焼いている時にBeyond Burger同様、油のようなものが結構溢れてきます。また、Beyond Sausageは焼いた後の表面がギトギトしていて、食べている時に手や口周りが汚れやすかったです。笑

焼いた後のBeyond Sausage(ビヨンドソーセージ)。油っぽいものが表面に結構ついていました。 焼いた後のBeyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の断面。

 

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の値段

 スーパーで買った時の値段が1パック4本入り(4本で400g)で$8.99($1が112円として1000円くらい)でした。

Beyond Burgerが2枚入り(2枚で226g)で$5.99だったので1パックあたりでいうとソーセージの方が高いですが、重量ベースに換算するとソーセージの方がややお得です。

(ソーセージが250円/100g、バーガーが300円/100gくらい)

とはいえ私の住む地域では、牛肉でも$5/lb (120円/100g)、鶏肉だと$0.9/lb (20円/100g)くらいなのでそれと比べるとかなりお高いです。

 

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の成分

 商品パッケージを元にソーセージの成分を羅列します。

Beyond Sausage(ビヨンドソーセージ)の成分表

主成分として、

- Water 水

- Pea Protein Isolate エンドウ豆タンパク質

- Refined Coconut Oil 精製ココナッツ油

- Sunflower Oil ヒマワリ油

- Natural Flavor 天然香料

の5つがあり、その他に2%以下の下記成分を添加物として含みます。 

- Rice Protein 米タンパク質

- Faba Bean Protein ソラマメタンパク質

- Potato Starch 片栗粉(ジャガイモのデンプン)

- Salt 塩

- Fruit Juice (for color) 果汁(着色料)

- Vegetable Juice (for color) 野菜汁(着色料)

- Apple Fiber リンゴ繊維

- Methylcellulose メチルセルロース

- Citrus Extract (to protect quality) 柑橘類抽出物(保存料)

- Calcium Alginate Casing アルギン酸カルシウム膜

 

Beyond Burgerには入っていない成分を赤色で示しています。

タンパク源として米とソラマメが新たに加わっていますね。同じタンパクでも抽出元が変わると食感、風味が変わるんでしょうか?

どういう選び方をしているのか気になりますが、少なくとも相当な試行錯誤を重ねて開発されたのだろうなと思います。

成分の最後に記載されているアルギン酸カルシウムというのは、ソーセージを包む皮部分の成分です。人工イクラを作る時にも使用される成分として、一時期話題になりましたね。

Beyond BurgerとSausageに共通して含まれているメチルセルロースですが、これは増粘剤やコーティング剤として食品、医薬品に使われている成分です。ここでは、食感の調整に使っているのかと思います。

 

所感

 今回、人工肉食レポ第二弾としてソーセージの実食と感想などを書いてみました。前回のバーガーでも思いましたが、肉コーナーに置かれるだけあって、肉の味、食感が高いレベルで再現されているなぁと感心します。

 人によっては含まれている添加物の種類が多く感じるかもしれませんが、基本的には認可されているものばかりなので問題ないと思います。

 私自身は肉も魚も大好きなので、代替肉ばかりを食べる未来というのは想像できませんが。笑

機会があれば皆さんも試してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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