【英会話】Sunshine Tax(日照税?)
カリフォルニア、特にサンディエゴは気候が良くとても過ごしやすいのですが、一方で日本と比べて家賃がとても高く生活費を圧迫します。そのため、学生もルームシェアをする人が多いです。
サンディエゴはアメリカで4番目に地価が高い都市で、サンディエゴよりも地価が高いのはサンフランシスコ、ワシントンDC、ニューヨークの三つのみだそうです。
とある学生とサンディエゴの家賃が高いことについて話をしていると、”サンディエゴはSunshine Taxが高いからね~。”ということを聞きました。これは実際にある税金の話ではなく、一種のジョークとしての言い回しだそうです。
英語版のWikipediaにも載っているくらい有名な話で、Wikipediaによると
”気候が良い土地は人気が高い分、地価が上がりやすい。一方で給料は中心都市部と比べるとそれほど高くなく、他地域と比較して同様の労働に対して得られる賃金が低い。他の地域と比べた時の、収入と家賃による支出の差分がSunshine Taxと俗に言われる。”
といった内容が説明されています。
気候がいい地域というのはその分住むにはお金が掛かることを皮肉を込めて表現した言い方なんですね。
同様の言い回しとしてハワイでは”Paradise Tax”という表現があるそうです。楽園に住むにはお金が掛かると言われると、それなら仕方ないかと思ってしまいますね。
こういった事情があることを知ると、サンディエゴで仕事を見つけてそこで生計を立てるというのはとても難しいことだと分かります。(今の私は会社からの派遣という形だからこそ留学生活が出来ています。会社には感謝しないといけませんね。)
サンディエゴには有名な観光地がいくつもありますが、長期間滞在していないと中々行けないような場所も沢山あり、個人的には短期旅行の観光で来るよりもある程度の期間住む方がその良さが分かる場所だと思っています。
この限られた留学期間、”Sunshine Tax”の分もしっかりとサンディエゴ生活を楽しまないと損!という気持ちで充実した生活を送りたいと思います。
そしてその良さを少しずつでもこのブログでお伝えしていきたいと思います。
(参考)
ニュース記事
https://www.nbcsandiego.com/news/local/San-Diego-Is-4th-Most-Expensive-US-City--279089321.html