サンディエゴ留学生活

カリフォルニア州サンディエゴでの生活のことを中心に記事を作っています。サンディエゴの良さを伝えるとともにこれから海外生活を始める人の助けになるような情報や海外生活の楽しさを届けられるように発進していきたいと思います。

食べられないカリフォルニアロール(California Roll)!?

 今回はカリフォルニアの自動車事情を表現するスラングについてお話しします。

カリフォルニアロール(California Roll)といえば日本でも人気のお寿司のことを思い浮かべるのが普通かと思います。

食べられるほうのカリフォルニアロール

食べられるほうのカリフォルニアロール

しかし、ここカリフォルニアで”California Roll”と言うともう一つ意味があります。

この表現は車の運転をしている時に使われます。

街中をドライブしていると色々な所で一時停止する必要がある場所があります。”STOP”(一時停止)の標識がある所はもちろん、アメリカでは赤信号時でも周囲に歩行者や自動車がおらず進んでも問題ない場合は一時停止した上で進んでよいことになっています。

 当然のことですが、上記のような場所ではしっかり車を止めた上で再発進しなければなりません。(一時”停止”ですからね。)

しかしカリフォルニアの人々はせっかちな人が多いのか、実際には一時停止ではなくノロノロと徐行して通り過ぎるドライバーが多いのです。

このような、”本来停止しなければならない場所で徐行運転すること””California Roll”と言うのです。

Rollは”回転させる”という意味で、食べ物のカリフォルニアロールの場合、巻き寿司のようにクルっと巻くためRollと言われます。

車の運転の場合は、止まるべき場所でタイヤがクルクルと回転を止めずに動いている様を指してRollと言っているわけですね。

これを聞いた時はアメリカ人のジョークのセンスを感じました。

 

www.urbandictionary.com

 

 アメリカでは地域によってこのようなドライバーの特色を表す表現があるそうで、例えばピッツバーグ(Pittsburgh)では”Pittsburgh Left”なるものが存在するそうです。

 交差点で左折車が赤信号で待機している場合、青信号になった時に対向の直進車が優先なのですぐに渡れないことが多いと思います。しかし、ピッツバーグの場合、左折車のうち先頭の一台のみは直進車が進んでくる前に左折してしまって良いという暗黙のルールがあるそうです。もちろん法律的に定められているものではなく単なるローカルルールなのですが、それを知らない旅行者がその場面に遭遇したら結構危なそうですよね。。

もしピッツバーグを旅行してレンタカーを借りたりする人は気を付けましょう。

もちろん自分が左折車の先頭にいても無理にすぐに渡る必要はありませんので無理な運転は控えましょう。

 

他の州でこのような表現を知っている人がいれば是非教えてください。

全州コンプリート出来たら面白そうですね。(全ての州でこういった表現がそもそもあるのかは分かりませんが。)

 

ブログ村に参加しています。ボタンを押してくださると応援になります。よろしければお願いします。↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村