スーパーから食料品が消えた…
こんにちは!
日夜コロナニュースが世間を賑わせている中、私の住むカルフォルニア州サンディエゴにもとうとうその影響が表れ始めました。
この週末にある意味で貴重な(?)体験をしたので、その時のことを書き綴っておこうと思います。
スーパーの様子がおかしい…
3/13の金曜日、仕事終わりに妻と買い物に行った時のことです。
いつものように駐車場に車を停めていると、なんとなくいつもと比べて人が多いように感じました。この時はまだ週末に向けて買い物をしてる人で賑わっているのかな?という程度に思っていました。
私たちのお気に入りのスーパーTrader Joe'sに入ると、入り口で店員さんが殺菌用アルコールの手押しポンプを持ち、客の手をアルコール消毒してあげていました。
「コロナの影響でここまでするようになったんだなぁ。せっかくだから消毒してもらおう!」ということで夫婦二人で手の消毒を施してもらってから、いつものようにスーパーの中を見て回ったのですが、
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買いたいものが見つからない!!!
生鮮品も缶詰も、更にはポテトチップスまでほぼ品切れ状態。。
↑左の写真はパン売り場。右の写真は野菜売り場、奥にちょっと見えるのが肉売り場。
普段の数倍くらいの人がスーパーで買い物をしており、レジはこちらに来てから初めて見るほどの混雑っぷりでした。
思ったように買い物ができなかったため、隣のRalphsにも買い物に行ったのですがほとんど同じような状況でした。
特に缶詰や保存の効く食品類を置いてあった陳列棚はすっからかんになっていました。
流石に全然買いたいものを調達できないので、車を走らせて次はALDIというスーパーへ。
↑左がパンコーナー、真ん中が缶詰コーナー、右が肉コーナー。商品がない。。。
こちらでも似たような状況でした。
その後いくつかスーパーを回り、なんとか必要なものを買いそろえることはできました。
普段、野菜や果物がてんこ盛りになって陳列されているのを見慣れていただけに、これだけ品薄になっている店が多かったのは異様な雰囲気でした。
私の家から最寄りのスーパーというのは大学に近いエリアで人も多いせいで特に品薄がひどかったように感じました。
大学エリアから少し離れたところではまだマシだったので、地域差は結構あるのかもしれません。
ちなみに買い物客がピリピリしているような様子はなかったので、買い物に出て怖さを感じることはなかったです。むしろ客同士で「大変だね~」とか世間話をしているくらいでした。笑
その辺はサンディエゴのゆったりした土地柄も影響しているかもしれませんね。
ちなみに普段のスーパーはこんな感じ↓↓
これがさっきまでの写真のようになっていたので流石にびっくりしました。。
サンディエゴにも非常事態宣言
コロナの脅威が迫ってきているとはいえ、流石にスーパーの様子が異常だったので、家に帰ってから調べたところ、3/12(木)にサンディエゴでも非常事態宣言が出されていたようですね。
Mayor Kevin Faulconer issues State of Emergency for City of San Diego amid coronavirus outbreak -
上記記事によると、250人以上の規模での集会はいかなる場合も禁止、250人以下でも6-foot-ruleを守るように、とのこと。個々人の距離が6 feet(~2m)よりも離れていないといけないというルールのようですね。具体的な距離まで指定されているんですね!
また、サンディエゴ内の公共施設は閉鎖されているそうです。
San Diego ZooやSeaWorldからも閉館のお知らせメールが来ていました。泣
特に65歳以上の人は旅行を避け、なるべく自宅で過ごすようにとの勧告も出ています。
こうした宣言を受けて、皆週末に家で引きこもるために食料を買い込んでいたわけですね。
ちゃんとニュースを見ておかないとなぁと思いました。
しかし、食料品だけでなくポテトチップスまで完売していたのは流石アメリカですね。笑
私たち夫婦もこの週末は家でのんびりと過ごしていました。
アパートの駐車場も、いつもの休日なら8割くらいは空いているのに、この週末ばかりはほとんど埋まったままでした。皆自宅で過ごしているようですね。
幸か不幸か天気もあまり良くなかったのでインドア日和でした。
非常事態宣言に関する英単語
quarantine: 隔離、検疫
state of emergency: 非常事態
declare: 宣言する
これからコロナが世界的にどうなっていくか分かりませんが、皆さんも手洗いうがいなどの基本的な予防をしっかりと行なって健康にお過ごしください。
最後までお読みいただきありがとうございました。