【英会話】Gratuity(レストランのチップ)
先日、Brewery(ビール製造所に併設されているバーやレストラン)にて職場のメンバー(研究室の学生たち)と飲みに行った時の話です。
アメリカではチップ制度があることは有名な話ですが、会計時にはテーブルにて一旦レシートを受け取り、そこに任意のチップ額を記入して店員に渡すという手順が一般的です。
この日もいつものように、テーブルにてレシートを受け取りました。
下記写真がその時のレシートです。
支払い項目に ”Service Charge” というもの($5.07)が入っており、レシート下部には ”Partys of 8 or more 18% gratuity included” という文言があります。
(ちなみにこの時は10人位のグループで、一人ずつ会計を分けていました。)
gratuityという単語は ”心づけ、謝礼” という意味があり、要はチップを指す言葉として使われています。
支払い項目ではそれが ”Service Charge” として加算されているわけですね。分かりづらい!!
このようにあらかじめチップを会計に含む形で処理しているのは、大人数のグループで会計を個別に分けた場合、一人ずつチップがバラバラだと店側が後で計算するのが面倒だから、というのが理由なんでしょうか?
或いはテーブルごとに担当するスタッフが決まっているため、同じテーブル内でそのサービスに対するチップが異なるのはおかしいという考えがあるのでしょうか?
ただ、気を付けておかなければいけないのは、このService Charge(=チップ代)が会計に含まれているにも関わらず、別途チップ額を記載する欄が設けられていること。
レシートの写真を見れば分かりますが、自分の会計に対して18%, 20%, 25%でそれぞれチップ額がいくらになるかご丁寧に記載されています。このこと自体は普通なのですが、それが既にチップが含まれている場合でも記載されているのです。
ここでチップ額を記入するとチップの二重払いになってしまうので注意しましょう。
今回のケースでは私はちゃんとチップ額を$0と記載して支払いをしました。
システムを理解していても、チップ額を$0と書くのは少し気が引けますね。。
チップ制度は日本では馴染みがないのでアメリカに旅行する人の多くが悩む部分かと思います。そこでこのようなややこしい場面に遭遇すると更に混乱を招きかねないので、これからアメリカに行こうと考えていらっしゃる方はしっかりと予習しておきましょう。
今回学んだチップに関する単語を最後にまとめておきます。
・Tip
・Gratuity
・Service Charge
上記いずれもチップのことです。
会計に既にチップが含まれるようなケースでは、そのことに関する注意書きがレシートに記載されていると思うのでちゃんと目を通した上で支払いを行いましょう。
今回の話は以上です。最後までお読みいただきどうもありがとうございました。