Toy Story4 -トイストーリー4を観てきました② ※ネタバレあり
前回に引き続きトイストーリー4の内容を語っていきます。
ガッツリ内容を話していくので映画を観るまで内容を知りたくないかたは見ないでください。
また、映画鑑賞後の記憶を頼りに書いているので ストーリーの内容に間違いがあるかもしれませんがその点はご了承ください。
前回記事はこちらからどうぞ↓↓
前回は新しい仲間フォーキーが増え、家族でのロードトリップにおもちゃ含めて皆で行くことになったというところまでお話ししました。
立派なキャンピングカーを使ってロードトリップを進めるべく出発した一行。
旅の途中もフォーキーは自分の居場所がここではないと思い何度も逃げ出そうとします。
それを人間に見つからないように必死で取り押さえるウッディ。
フォーキーのコミカルな動きと、逃げ出そうとするフォーキーを慌てて引き留めるウッディの動きが可愛くて癒されます。笑
ある夜、ボニーは走る車内で寝静まっています。その手にはいつものようにフォーキーが。
ウッディも疲れた様子で彼を見守ります。
そんなウッディを心配してバズが声を掛けます。
”大変そうだな。少し休んだらどうだ?彼のお守りは交代してやるよ。”
仲間思いのバズ。
しかしウッディは、フォーキーは自分がきっかけを作って生み出されたのだから、その分自分が面倒を見てやらないといけないという思いから自分でお守りを続けようとします。
しかし、二人がちょっと目を離した隙に、ボニーの手に収まっていたフォーキーがいなくなってしまいます。
車内の見渡すと後部の窓から逃げ出そうとするフォーキー。
ウッディが止めようと追いかけるも間に合わず、フォーキーは車の外に身を放り投げて逃げてしまいます。
幼い子どもであるボニーにとって、大切なフォーキーをなくすことが、どれだけ大きな意味を持つかを分かっているウッディは、仲間たちの制止を振り切って、フォーキーを追うために自分も車の外へと飛び出します。
車を出たウッディは、程なくして道路脇に突きささって動けなくなっている彼を見つけて助け出します。彼を連れて、仲間に合流するために車が向かった街へと歩き出します。
フォーキーの手を引いて夜道を歩くウッディ。
ウッディの歩く速度についていけず引きずられるフォーキー。
”抱えて。” とお願いするもウッディは "ダメ。" と断ります。
引きずられながら "抱えて" とお願いするフォーキーの姿がめちゃくちゃ可愛いです。笑
街へ向かう道中、ウッディがフォーキーに対して、持ち主であるボニーがどれだけフォーキーを大切に思っているか説明します。
そして、アンディがウッディの持ち主だった時の幸せな思い出を語り、おもちゃというのがどういうものかをフォーキーに教えてあげます。
しかしフォーキーは自分はゴミで、ゴミ箱に居る時に一番安心し、快適で幸せを感じるのだと主張します。
ウッディは、その言葉を受け、 ”ボニーは君といる時にそんな風に感じているんだよ” と、ボニーにとっていかにフォーキーが大切な存在かを伝えます。
すると、フォーキーは ”そうか、ボニーにとって僕は”ゴミ”ということなんだね!” と自分の中での価値観に併せて独特な解釈で自分のおもちゃとしての存在意義を理解するのです。
それからは早くボニーのところに戻ろう!と気持ちを入れ替えて仲間たちの所に戻ろうと前向きに進み始めます。
明け方になり車が停泊した街に到着したウッディとフォーキー。
朝早く人気もない歩道を歩いていると、とあるアンティークショップに並べられたおもちゃのライトがウッディの目に留まります。
”これはボー・ピープと一緒に飾られていた電気だ。”
そう思い、店の前で立ち止まります。
フォーキーは "早くボニーに会いに行こう!" といって歩いていきますがウッディはそれを止め、
”ここに昔の仲間がいるかもしれないんだ”
と言って半ば強引にフォーキーを連れて店の中へ。
店はまだ開店しておらず静まり返っています。
ボー・ピープを探して歩き回るウッディとフォーキー。
ウッディが ”ボー!いないのか?ボー!” と声を出して探している姿を見て、フォーキーも ”ボー!ボー!” と懸命に声を上げてウッディと共にボーを探してあげます。
すると店の奥から乳母車を押す腹話術人形が歩いてきます。
ウッディは慌ててフォーキーを抱えて物陰に隠れます。
二人の脇を人形が通り過ぎたところで、フォーキーが "あれがボー?" と声を出してしまいます。
腹話術人形がその声を聞き立ち止まるとグルっと首を回して二人を見つけてしまいます。
この腹話術人形、まるでチャイルドプレイのチャッキーのような狂気をはらんでいます。(少なくともこの時はそう見えました。笑)
この人形だけまるでホラーみたいでした。怖かったです。笑
すると、乳母車の中から女の子の人形が現れます。名前はギャビー・ギャビー。そして乳母車を押す腹話術人形はベンソン。ウッディたちはギャビーの強引な誘いを断り切れず、乳母車に乗って彼女とお話することに。
ギャビーは背中についた紐を引くことで声を出すタイプの人形なのですが、部品が一部故障しているためおもちゃとしての声を出すことが出来ないことをウッディたちに説明します。
ウッディが自分と同じタイプの人形であることを知り、また、その音声機能がとても良い状態のままであることを知ると彼女は大いに喜びます。
その時、8時になって店の時計が鳴り、お客さんが店に入ってきました。(店主がおばあちゃんでその娘と孫の女の子が来店したようです。)
"あなたは私が欲しいものを持っているの。だからこの店から出すわけにはいかないわ。" と言うギャビー。すると彼女の手下(?)であるベンソンが四方から現れ、乳母車を囲います。(ベンソン計4体)
危険を察知したウッディはフォーキーを連れて脱出を図ります。
逃げ惑うウッディ、フォーキーとそれを追う恐ろしい見た目のベンソン。
しかし無情にもフォーキーは捕まってしまいます。
ウッディも逃げ場を失ってしまい、苦肉の策として、自分の背中の紐を引っ張り音を出すことで店に来ていた女の子に見つけてもらいました。
子どもに見られないように退散するギャビーとベンソン。
ウッディを見つけた女の子は嬉しそうにウッディを店から持って出て行ってしまいます。
ウッディはフォーキーを置いて店から出ることになってしまいました。
場面はボニー(フォーキーの持ち主)がいるキャンピングカーに変わります。(ウッディのいたアンティークショップと同じ街です。)
おもちゃたちが話している中、バズは一人でキャンピングカーを飛び出し、ウッディたちを探しに行きます。
近くの移動式遊園地へ行き、見晴らしの良い所からウッディたちが飛び降りたハイウェイを見つけます。
回転式の遊具の遠心力を利用して、一気に空へ飛び出します。
すると、飛んだ矢先、別の遊具にぶつかり落されるバズ。
やっぱりかっこいいことをしようとして格好がつかないですね。笑
落ちた先で射的の出店のおじさんに拾われ、そのお店の景品になってしまいます。
ちょっぴりマヌケなバズから、人間の女の子に連れていかれたウッディへと再び場面は戻ります。
ウッディは女の子が目を離した隙に逃げ出し、アンティークショップへと向かおうとするものの、公園で遊ぶ子どもたちに巻き込まれ公園内で身を隠すはめに。
公園内にも沢山のおもちゃたちがいます。
その中にボーの飼い羊を見つけます。
追いかけるウッディですが、そこで子どもに見つかり拾われてしまいます。
すると、その子どものもう一方の手にはなんとボーが!
二人は隙を見て人影のないところへと逃げ込み思いがけない再会を喜びます。
互いのことを聞こうとして言葉が被ってしまいます。
二人”ロストトイなの?”
ボー”そりゃ素敵じゃない!”、ウッディ”そりゃひどい!”
ロストトイ(特定の持ち主がいないおもちゃ)となっていたボー。
なんと7年もの間、この移動式遊園地で沢山の子どもたちと遊びながら暮らしていたそうです。
ボーはそこで知り合った新たな仲間、ギグルと親しげに話しています。
家で大切に扱われるおもちゃたちと違い乱暴に扱われることもあるようで、おしとやかな雰囲気から逞しくワイルドな女性へと変化しています。
ロストトイとなったことでおもちゃとしての価値観も変わったようです。
ウッディが事情を説明し、アンティークショップについて聞くと、ボーはその場所を知っているとのこと。
最初は協力を拒むボーでしたが、ウッディの説得により仲間として協力することに。
ウッディと共にアンティークショップへと向かいます。
一方、捕まったフォーキーはアンティークショップの棚の中でギャビーと話しています。囚われの身であるにも関わらず無邪気に会話を楽しむフォーキーがこれまた可愛いです。笑
ウッディを捕えようとしていたギャビーですが、ここで彼女の思いが語られます。
声が無いせいで、おもちゃとして子どもに引き取ってもらえないこと。
子どもと遊んで、子どもを楽しませることが自分の願いであること。
そのためには声を取り戻さないといけないこと。
そして、アンティークショップに通う女の子、ハーモニー(アンティークショップ店主の孫)に拾ってもらうことが最後の希望なのだと。
ギャビーは登場シーンこそ怖い人形でしたが、人形としての真っ当な願いを純粋に持ち続けているだけなのだということがここで分かります。
この少し切なくなるシーンの後、再び場面はバズのところに。
射的ゲームの景品として店の壁に貼り付けにされたバズは何とか抜け出そうとします。
すると、上から声を掛けられます。
そこにはフワフワで柔らかそうな見た目とは裏腹に、ちょっと口と目つきの悪い新キャラクター、ダッキー&バニーの姿が。
いたずらな表情でバズの頭を蹴ってくる二人(?)に対して、バズはタイミング良く自分の頭のカバーを下ろし、ダッキーの足を挟んでしまいます。
痛くて抜け出そうとするダッキー。
その力を利用して、バズは見事に自分の胴体を括り付けた結束バンドから抜け出すことに成功!
彼らの助けを得て(彼らを上手く利用して?)、バズは無事出店からの脱出します。
バズに痛い思いをさせられたダッキー&バニーも怒ってバズを追いかけます。
ボーたちと共にアンティークショップに向かうウッディは移動式遊園地へ。
移動中、勢い余って倒れたボーを起こそうとアンディが腕を引っ張ると、ボーの腕が取れてしまいます。
”きゃあああ!” と叫ぶウッディとボー。
するとボーはウッディを見て笑い始めます。
”実はよくあることなのよ。” と逞しく笑いながら言うと、ウッディから腕を返してもらい、”後でつけ直すわ。” と言って遊園地にあるテントの屋根裏へと登り始めます。
先に登って屋根の上で腕を修理しながらウッディに話し掛けるボー。
後から登ってきたウッディに対して、移動式遊園地を一望できる景色を見せ、”こんな広い世界があるのに子どもの部屋がそんなに大事?” と爽やかな顔でウッディに問います。
そして、その屋根から飛び降りてアンティークショップへと向かいます。
ここでバズがウッディたちを発見し合流します。ボーとの再会を喜ぶバズ。
その後バズを追いかけてきたダッキー&バニーも合流し、結局仲間として行動してくれることに。
一方、キャンピングカーではボニー(フォーキーを作った子ども)がフォーキーを探しています。
大切なフォーキーが見つからず悲しそうなボニー。しかし、そろそろ出発の時間だとお父さんが告げます。
ここで、カウガール人形のジェシーが時間稼ぎのためキャンピングカーのタイヤをパンクさせます。
お父さんが修理している間、時間を潰すためにボニーはお母さんと一緒に街の中で遊ぶことになりました。
ウッディたちはいよいよアンティークショップに。
まずは仲間を増やすことが必要とボーが提案します。ボーの作戦に従って潜入を開始することに。
店に潜入し歩を進めるウッディたち。
棚の上で見張りをする腹話術人形ベンセンたちに見つからないように、慎重に進みます。
すると、お店にボニー(とお母さん)が登場します。
ボニーが棚で捕まっているフォーキーを見つけられればすぐに連れ出してくれると思い、ウッディは作戦を無視して飛び出します。
ボーが止めるのも聞かずにフォーキーのいる棚へと向かうウッディ。
ボーも仕方なくウッディを追いかけます。
しかし、監視していたベンソンたちに見つかってしまい乱戦になってしまいます。
店主のおばあちゃんに見つかりそうになりベンソンは一旦引き下がりますが、そのお尻にはボーの羊が。羊はベンソンに連れ去られて(?)しまいます。
ボーは作戦を無視したウッディを怒り、”羊たちを助けに行く!ついてこないで!” と言い放ちます。
謝りながら後についていくウッディ。
ウッディが飛び出していったあと、物陰に隠れていたバズとダッキー&バニーは、フォーキーがいる棚に鍵がついていることを知り、店主からどうやってその鍵を奪い取るか相談します。
ダッキー&バニーは ”店主の顔に飛び掛かってその隙に取ってしまえばいい!” といった無茶な作戦を提案します。
当然却下するバズ。
シリアスな展開になりつつある中で思わず笑ってしまうジョークを挟んでくれます。
棚にいるギャビーはベンソンからウッディたちが店に来たことを聞きます。
ウッディたちが来たことを知り喜ぶフォーキー。
フォーキーに対してギャビーは "かくれんぼしよう" と提案し、フォーキーを隠すことにします。
一方、ボーは協力してくれる仲間の元へと向かいます。
店内にあるおもちゃの集会場へと赴き、バイクにまたがったスタントマンの人形、デューク・カブーンに会います。
デュークを説得するボー。
デュークは、元々子どもに買ってもらったおもちゃでした。
しかし、実物がCMと違うと失望され、捨てられるという辛い過去があったのです。CMのような大ジャンプは出来ないと、自分に自信が持てないデューク。
しかしボーは目一杯デュークをおだてて見事にノセることに成功し、彼を仲間に引き入れます。
そこにバズたちも合流。その手には棚の鍵が。
”どうやって手に入れたんだ?” と聞くウッディに対して、
”いやぁ、あれは大変なミッションだった” とうそぶくバズとダッキー&バニー。
実は作戦が決まらずどうしようかと言っていたところに、ちょうど彼らの目の前の鍵置きに店主がたまたま鍵を置いていってくれただけというオチでした。笑
結果何も苦労せずに鍵を手に入れたバズたちでしたが、自分たちの手柄を自慢したかったのですね。笑
必要なものが揃ったところでいよいよ救出作戦の決行に移ります。
作戦の準備を進める中でウッディとボーが話しています。
移動式遊園地で旅をしながら生きているボーに対して、ウッディが問いかけます。
”また誰かのおもちゃになりたいと思わないのかい?”
ウッディにとってのおもちゃの幸せとは、誰かのものとなり、その子に遊んでもらうこと。そしてその持ち主を幸せにすること。
しかしボーはあっさり答えます。
”そんなつもりはないよ” と。
ロストトイとして生きるうちに、沢山の子どもたち(ボーたちがいる公園や遊園地に来る子どもたち)に楽しさや喜びを与えられることに生きがいを感じ、特定の子どもの持ち物になることだけがおもちゃの価値ではないことに気付いたボー。
彼女のロストトイとしての7年間はウッディの価値観と大きな違いを生んでいました。
そうこうしているうちに作戦準備が整います。
ジャンプ台の後ろから命綱の紐を持つバズ。
ウッディはデュークとバイクの後ろに乗ります。
そしてデュークの大ジャンプへ。
しかしデュークはやっぱり無理だ、と言い目を閉じてしまいます。
フラフラしながらもジャンプし、ウッディは何とか棚まで飛んでいきます。
(デュークは棚に届かず地面に落下↓↓)
無事棚に到達したウッディ。命綱を滑りボーも棚へと移動します。
そしてフォーキーの元へ。
箱に入って隠れていたフォーキーを見つけ出します。
ウッディに繋がった命綱を支えながら見守っていたバズたちですが、ふと棚の上を見上げると見張りをしていたベンソンたちがいません。
背後を見るとそこにはベンソンたちが!(怖い!!)
ベンソンたちと対峙するバズたち。
フォーキーを見つけたウッディも、棚の中でベンソンに囲まれます。
ボーはベンソンのお尻についていた羊を見つけますが、騒動の中で羊は地面へと落ちてしまいます。
しかも落下した時に、壁にぶつかって足が一本取れるというケガまで負ってしまいます。
騒ぎを嗅ぎつけた店の猫がやってきて、おもちゃたちも地面へと落ち、猫を巻き込んだ乱闘騒ぎに発展します。
この騒ぎの中で再びフォーキーはベンソンに捕まってしまいます。
ウッディは猫に命綱を引っ張られて引きずられます。ボーやバズもその命綱につかまり、暴れる猫をデュークに誘導させ、店の奥へと逃げていきます。
追いかけてくるベンソンたち。
何とか振り払ってウッディたちは店の奥へと逃げ込みます。
ケガをした羊をいたわるボー。
傷んだバイクをさするデューク。
転がった綿を見てバニーがばらばらになってしまったと思い泣くダッキー。(もちろんバニーは無事です。笑)
皆ボロボロになってしまいました。
ウッディはそれでもフォーキーを助けるために、すぐに店の中へと戻ろうとします。
ボーはなぜそこまで拘るのか、とウッディを問い詰めます。
頑なに ”ボニーにはフォーキーが必要なんだ!” 、”どうしても行くんだ!” と言い張るウッディ。
考え方の違いに呆れたボーは ”一人の子ども(ボニー)にそこまで拘る意味はない” と言い、他の仲間と共にウッディの元を去っていきます。
バズもキャンピングカーの出発のことを考え、もう戻ろうとウッディをなだめるもののウッディは断固として聞き入れません。
店に入っていってしまったウッディを見て、どうするべきか悩んだバズはインターボイスを何度も鳴らします。
大切な相棒の助けになりたいと思いつつも、戻らなければならない現実を考え、インターボイスに従い結局バズもその場を後にするのでした。
その③へ続きます。次回完結編です。