サンディエゴサファリパーク(San Diego Safari Park)に行ってきました
サンディエゴには沢山の観光スポットがありますが、その中でも有名なものとして
・サンディエゴ動物園&サファリパーク (San Diego Zoo, San Diego Safari Park)
・シーワールド (SeaWorld)
の二つがあります。
うちは奥さんが動物大好きで水族館、動物園には目がないので、せっかく二年間滞在するならと年間パスを購入しました。
昨年11月に年間パスを購入してから、シーワールドと動物園には何度かずつ足を運んでいたのですが、今日初めてサファリパークに行きました。
サファリパークに限らない話ですが、お金を多く出せばそれだけ色々と贅沢な経験が出来るのがアメリカのテーマパークの特徴なのですが、年間パスを持っているため今回は基本の入場料のみの範囲で楽しんできました。
サファリパークというと、カーキ色の服と帽子を着て車に乗って探検するようなイメージ(↓↓こんな感じの服装)でしたが、
行ってみると、実際にはこんな格好をしている人もいなければ広大な草原やジャングルを歩き回るようなこともなく、むしろ動物園と同じような雰囲気でした。
といってもそこは流石サファリパークというだけあって各動物はかなり広いスペースに飼育されています。
大まかに言うと、オーストラリアの動物、アジアの動物、アフリカの動物、といった分け方で生息域の近い動物が集められて展示されていますが、その中でも見どころとして有名なのが”African Plains”というアフリカの大草原を模した場所です。
入場券があれば乗ることが出来る”African Tram”は、オープンバスのような乗り物に乗ってこの広大なエリアの外周をグルっと回りながら運転手さんが動物の解説をしてくれます。(別途料金を払えば小型トラックに乗ってこのエリアの中を散策してより近い距離から動物を見ることができます。)
動物園で見るのに比べると遠目でしか見えませんが、広い場所でのびのびと動き回る様子は動物園では見られない姿なので見慣れた動物でも少し違って見えて面白いです。
また、このトラムという乗り物は天井付でかつ窓はないため、強い日差しを気にすることなく心地よい風にあたることが出来て乗っているだけで気持ち良かったです。
今回はとキリンの子供と(少し遠目でしたが)サイの子供も見ることができました。
もう一つの見どころはチーターラン(Cheetah Run)です。
チーターが全力で走る姿を間近で見ることができます。
このショーは一日一回で、一回のショーの間に二回チーターの全力疾走が見られます。
ショーの間の飼育員さんの話によると、チーターの全速力は60~70 mile/hr(およそ100~110 km/hr)で全生物の中で最も速いとのこと。
また注目すべきなのは速度だけでなく、最高速度に達するまでの早さ(=加速度)だそうで、最初の数歩でなんと40 mile/hr(64km/hr)位まで加速することが出来るというから驚きです。
チーターランで使われるフィールドは幅5~10メートル(目測ですが)、長さ約100メートルの場所ですが、この長さはチーターが全速力に達し、その後止まるために必要な距離がこの位だということで設計されたそうです。
小さいころから肉食動物の中ではチータが一番かっこいいと思ってテレビ番組を見ていましたが、画面越しでしか見ることがなかったチーターの走る姿を間近で見てその速度を実感できたのはとても感動的でした。日本では出来ない貴重な体験ですね。
速度を追及するために形作られた体のラインは美しく、歩いている姿すら気品がありとても格好良かったです。
他にも沢山の動物がいるのでとても一日では見て回れない施設です。
そもそもが広い土地に作られているので動物を見るために歩き回るだけでも結構時間がかかります。
そのため年間パスを買っていつでも見に行けるというのは精神的にも余裕ができてゆっくりと楽しめるので(少し高かったですが)買って良かったと思っています。
年間パスは$112(Keeper's Clubというワンランク上のものだと$234)ですが、一日入場券が$56なので動物園好きで年に数回は行くという人ならすぐに元が取れます。
但し、カリフォルニア在住でZIP Code(郵便番号)が91900~92899の地域に住んでいる人でないと買えないので残念ながら観光で来られた方は買えませんのでご注意を。
ちなみに短期滞在の旅行者向けに1day passだけでなくmulti day passという数日用のパスもあるので、ゆっくり見て回りたい人にはそちらもお勧めです。
今回簡単な内容ではありますが動物のことを書いてみましたが、書いていると自分の興味が更に深まってきて動物のことをもっと知りたいと思えたので今後より動物園を楽しめそうです。動物園で見聞きした他の動物の話もこれから少しずつしていければと考えています。